頭蓋骨の中心には蝶形骨と呼ばれる突起があり、
何かの原因でこの突起が上下にズレてしまうと
顎の歯の高さにミリ単位の高低差が出てしまい、
顔もわずかですが左右に歪みが出てしまうことになるのです。
この小さなズレが顎関節症大きな原因となるのですが、
この記事ではそうした頭蓋骨の歪みに効果のある
頭蓋骨矯正という方法を紹介しています。
<頭蓋骨矯正は顎関節症だけの対策ではない?>
顎関節症に苦しんでいる方は、
頭蓋骨にある蝶形骨がズレて捻れている可能性が考えられるでしょう。
蝶形骨を本来ある位置に戻すために、
頭蓋骨矯正をすることが適切な対策とされています。
頭蓋骨の矯正をしていくとねじれが身体へ与える圧迫をなくし、
結果として顎関節が正常な働きをするようになります。
顎の矯正のみで顎関節症の症状が治まる場合もありますが、
頭蓋骨自体が歪んでいるのであれば
身体の歪みの一部である顎の矯正だけで顎関節症は完治しません。
歪みはレントゲンには写らないケースもあることから、
顎関節症の原因となる可能性も考えられるのです。
また頭蓋骨矯正をしていくことで、顎関節症がよくなるだけではなく
偏頭痛にも効果を及ぼすと言われています。
<まとめ>
例えば携帯電話を常に右手で持つ癖のある方などは、
右側の頭頂骨が下に向って圧迫されることになります。
それが続くと右側のほほ骨が前へ飛び出し、
同時に右の後頭骨も後ろへとズレてしまうのです。
このズレが酷くなると次第に歯の噛み合わせが悪くなり、
顎関節症へと進んでしまいます。
顎関節症の悩みがあれば、いつでも相談してくださいね。