1、自分でできること。
顎関節症なのかな?
何をすればいい?
やはり一番は専門家に診てもらうことですが、
病院に行くほどじゃない。。。
でも、
どんなことをすればいいのでしょうか?
マッサージ、体操について話していきますので、
よかったら参考にしてください。
※注意事項※これだけは守ってください。
・痛みがある時は行わない
・悪化したら行わない、専門家に見てもらう
・無理はしない
1ー1、マッサージ
なかなかよくならない顎関節症ですが、
筋肉に原因がある場合はマッサージだけで効果が出ます。
こめかみから少し耳寄りの部分を左右同じ力で
円を描くように圧をかけながらマッサージをする。
場所がわからない方は、食いしばって見ると動く筋肉の場所です。
その周辺を触って圧をかけてみると「ツッーン」としたところがあるので、
「ツッーン」とする場所をマッサージしてください。
1ー2、体操
まずご自分でされる時は無理しないでください。
鏡を手に持って行うか、鏡の前に立って行ってください。
最初は特にわからないと思うなで、
ゆっくり確認しながら行いましょう。
2、気をつけること
顎関節症になられてる方も、
なられていない方も対策をして気をつけていきましょう。
まずは、
原因になる癖をなくしていきましょう。
歯ぎしり、食いしばりをしているか、確認していきましょう。
何気なく無意識にされていることが多いです。
何かに
集中している時や緊張している時にも注意です。
無意識にしてる歯ぎしりや食いしばりをしなくなるだけで、
顎の負担がなくなりこれだけで症状がなくなる方も見えます。
もちろん症状や原因によって異なりますが、
これだけでも変わりますので試してみてください。
他にも気をつけることありますので紹介していきます。
2−1、姿勢
姿勢一つですが、
スマホをずっと使っていて、姿勢が前傾になっていると
顎が前に出ていて顎の可動域狭くなります。
前傾になることで、
顎や筋肉に負担がかかり顎関節症になりやすくなります。
顎関節症以外の方でも可動域は狭くなります。
一度普段の姿勢を気をつけて見てください。
姿勢が悪いと顎関節症だけではなく
他のところにも悪影響を与えてしまいます。
2−2、寝かた
寝ている時の姿勢も大事です。
「寝ている姿勢が?」
と思いますが、一番気をつけないといけない姿勢は、うつ伏せです。
うつ伏せで寝てしまうと、
顎に負担がかかり、寝ている間に顎に歪みを加えてしまいます。
仰向けとは言いませんが、
なるべく仰向け、もしくは横向きで寝れることをお勧めします。
寝ている時にも顎の負担をかけていたら
一日中顎が休まる時がないので顎関節症は
悪化していくしかありません。
うつ伏せでしか眠れない方もいると思いますが、
顎の負担をなくすためにうつ伏せを避けてください。
3、原因になることを避ける。
原因は食いしばり、歯ぎしりだけではない。
顎ばかりに目を向けていましたが、
本当の原因は顎以外にあるのです。
自然と生活しているうちに癖になっていることが
無意識に行っているのです。
食いしばりでも、夜に行われているのと
日中に行われているのでは力の入り方が変わってきます。
日中だと自然と制御して力を抑えますが、
寝ている時だと力を制御できないため力一杯食いしばり、
寝ている時は日中の何倍もの力になります。
3−1、食事に無意識に片方で噛んでいること
左右どちらか片方ばかりで噛まれる癖があることを
偏咀嚼(へんそしゃく)と言います。
片方ばかりで噛んでいるとどうなるのか、
噛む時に使う筋肉が片方がメインで使われるので、
負担も大きくなり顎関節症の原因になります。
これだけでも顎の位置がズレることがありますので
意識して顎を使ってください。
3ー2、頬づえ
顎関節症で頬づえはよく原因にあげられていますが、
なぜ原因になっているのか話して行こうと思います。
頬づえをつくと、顎を前に引っ張ってしまい、
後ろに引っ張る筋肉が緊張して抵抗してしまいます。
この状態を繰り返しているとだんだん筋肉が緊張し、
硬くなってしまい顎の動きが悪くなり顎関節症が発症します。
もし、
デスクワークで疲れたときは
伸びをしたりして頬づえをつかないようにしてください。
癖でしてしまうことが多いので、
意識してしないように心がけましょう。
4、自宅での注意点
まずご自宅でマッサージ、
体操を行うときは、無理はしないようにしてください。
悪化したと思ったらマッサージ、体操するのをやめてください。
毎日の積み重ねになります。
一度にたくさん行うから良くなるものではありませんので
注意してください。
力の入れ過ぎにも注意が必要です。