顎関節症の治し方として割り箸が挙げられています。
その名も「割り箸療法」と言われています。
ただ、
割り箸を噛んでいればいいものではありません。
正しいやり方があるので、
確認してから行ってみてくださいね。
1、割り箸を使う前に今の状態を確認してみよう
まず、
ゆっくり口を開けて、
ゆっくり口を閉じます。
その時に一番最初に触れる部分は?
①前歯左
②前歯右
③奥歯左
④奥歯右
どこが最初に当たっていますか?
①、②、③、④?
①、②の方は(前歯左右)
首の骨が前に倒れているようにズレている状態になります。
首をそのままにしておくと、口が開けにくくなってしまいます。
③、④の方は(奥歯左右)
①、②と逆で、首の骨が後ろに倒れている状態になります。
そのままにしておくと、首が緊張してしまい、
悪化すると、めまいや耳鳴りにつながってしまいます。
②、③の方は(前歯右、奥歯左)
首の骨が左に旋回している状態です。
このままにしておくと、顎の歪みに変わります。
ひどいと顔の形も変わってしまいます。
①、④の人は(前歯左、奥歯右)
首の骨が右に旋回している状態です。
このままにしておくと、顎の歪みに変わります。
ひどいと顔の形も変わってしまいます。
ひどいと顔の形も変わってしまう
と書かせていただきましたが、このまま放置しておくとです。
今の現状が確認できたので、
今から良くしてくために取り組んでいきましょう。
今度は割り箸療法について行なっていきましょう。
2、割り箸療法
※気をつけていただきたいこと、痛みがある時はしない。
※無理をしない。
※一気にやらない、休憩しながら行いましょう。
できるのであれは1日3回行ってください。
その日だけやったから良くなるものではありません。
急にやらないでください。
①、②番の方(前歯左右)
割り箸を左右の奥歯で噛みます。
力加減は
50%ぐらいで、30回噛みます。
可能であれば、噛んだまま首を右、
左と3回ぐらいねじる。
③、④番の方(奥歯左右)
割り箸を左右の前歯で噛みます。
力加減は
50%ぐらいで30回噛みます。
可能であれば、噛んだまま、
首を前後にゆっくり動かす。
5回めやすにしてください。
できる人はプラス
首を右、左に3回ねじりましょう。
②、④番の方(右前後)
割り箸を左の歯で全体で噛みます。
力加減は
50%ぐらいで30回噛みます。
可能であれば、
③、④番の方と同じように
首を前後にゆっくり動かす。
5回めやすにしてください。
できる人はプラスで、
首を左右に3回ねじりましょう。
①、③番の方(左前後)
割り箸を右の歯で全体で噛みます。
力加減は
50%ぐらいで30回噛みます。
可能であれば、
③、④番の方と同じように
首を前後にゆっくり動かす。
5回めやすにしてください。
できる人はプラスで、
首を左右に3回ねじりましょう。
②、③番のどちらかの方
(右前歯または奥歯左)
割り箸を左前歯、
右奥歯の斜めに入れて、
力加減は50%ぐらいで30回噛みます。
首を左右に交互に倒します。5回。
首を右左に5回。
噛んだまま首を左右に3週ずつ回す。
①、④番のどちらかの方
(左前歯または奥歯右)
割り箸を右前歯、
左奥歯の斜めに入れて、
力加減は50%ぐらいで30回噛みます。
首を左右に交互に倒します。5回。
首を右左に5回。
噛んだまま首を左右に3週ずつ回す。
3まとめ
顎関節症で今日は割り箸療法のお話をさせていただきました。
割り箸療法では顎以外の原因についても対策が行えるので、
割り箸を噛みながら、首も動かして行うので、
首のはり、こりも改善されてきます。
首が改善してこれば、顎の動きも改善してくので、ぜひお試しください。